悪性脳腫瘍 容体の悪化

脳腫瘍



※この記事は筆者自身の実体験をもとに書いており、脳腫瘍の急激な悪化と、そこからの在宅介護・葬儀の選択について記録したものです。
同じような状況にある方が、少しでも心の整理や現実的な判断の助けになればと願いを込めて綴っています。


※この記事は、筆者の個人的な体験をもとに記録したものです。
医療に関する内容が含まれますが、専門的な医療アドバイスではなく、
同じような状況で悩む方の参考や気持ちの支えになればという思いで綴っています。
一部に心が揺さぶられる表現が含まれる可能性がありますが、できる限り丁寧に書いています。



病院から電話



夫が義実家で転倒して救急車で病院へ、再入院になりました。




2日後に面会に行く予定ですが、先生から電話が来ます。



先生
「こんなときにすみません、ご主人の状態が非常に悪くて、1カ月もたないかも知れません。」



「え!、そんなに悪いですか?。分かりました。」




との事で、腫瘍からの出血で急激に容体が悪化してるようです。



もうその頃は、兎に角夫が辛くないようにと祈るばかりで。



私には何も出来ないなと無力さを感じていました。




在宅看護の話




夫が義実家では大人しく過ごしてるし、病院で最期を過ごすのは可哀想と義母・義姉が考えて在宅看護を看護師さんに申し出たようです。



私は義姉に
「私にはできません、2人で大丈夫なのですか?」と確認すると



義姉
「母はたぶん無理だから、私がやる。」的なことを言ってましたが



確かに義父の時痰の吸引は私がやった記憶があり、義母は無理じゃないか?と思ってましたし



在宅看護の手配ってそんなにすぐ出来ないよね?




オムツが夜中汚れたら誰が変えるの?義姉は義姉家に帰ってるよね?




急変時は?亡くなったら?警察入るよ?大丈夫なの?




きっと“かわいそう”という気持ちだけで、深くまでは考えていないのかな…と思ってしまいました。






先生・看護師に相談




先生と看護師さんに相談します。



「義実家が在宅看護と言ってますが、今から出来るのでしょうか?」



先生
「容体が悪化してますし、急変してもすぐに対処できます。」



看護師さん
「奥様も親族の方からいろいろな意見が出ると大変ですよね。こちらで義母さん・義姉さんとお話してみます。」



「はい、ご迷惑おかけしてすみません。宜しくお願いします。」



看護師さんが話してくれることになり良かったです。



いいえ、覚悟があれば私は何も言いませんよ。



あとで嫁は何もやらなかったって言ってこなければ。



でも、やるって言ったのは自分たちで、私は出来ないからって断ってるのに後々覆して来る未来が見えてるんです。



葬儀など今後の打ち合わせ




義実家の2人と今後の打ち合わせをしましょう。と言うことになり

丁度面会に行く日でしたので病院のロビーで会って話すことにしました。



学校が休みで息子・娘も一緒です。



・葬儀についてお別れ会をするのみ
・葬儀後は義母に全てお任せする
・親族の付き合いはしないので香典は無しで



私からはこれらを伝えました。



すると義姉がお経を読んでもらわないと成仏できないからお坊さんを呼んで欲しいと言います。



でも夫とお別れ会のみと決めて終活をしていました。



でもここで揉めて面倒になるのも困るのでお坊さんを呼ぶ場合の見積も葬儀屋さんにお願いしておきました。



お別れ会のみで98万円の見積で、お坊さんを呼ぶ場合は20万プラスです。




「そちらがどうしてもお坊さんを呼んで欲しいと言うので配慮して呼びますがお坊さんの金額分は出して欲しいと言いました。」



義母
「夫にお金を渡してあるからそれを使って」と言ってくれました。



え?知らなかった。どこにあるんだろう夫~!もう聞くことも出来ない!






・・・銀行の封筒に入れてあるというので帰宅後探したらありました!



良かったー!




お坊さんを呼んで欲しいのみで後の事は何もなかったので話し合いは無事に終了しました。



引き寄せはまた叶いそうです




・葬儀後は義母に全てお任せする
・親族の付き合いはしないので香典は無しで


この2つについては叶いそうです。



お別れ会のみは無理そうですが、これは仕方ないかなと



私の願いだけが全てではなく。葬儀にお坊さんを呼ぶ事で全てが旨く行くならそれでいいかなと思いました。



私にとって必要なことが起きているんだと、だから大丈夫なんだと考えるようにしています。







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