悪性脳腫瘍 延命治療決断

ピンクの花 脳腫瘍



※この記事は、筆者の個人的な体験をもとに記録したものです。
医療に関する内容が含まれますが、専門的な医療アドバイスではなく、同じような状況で悩む方の参考や気持ちの支えになればという思いで綴っています。
一部に心が揺さぶられる表現が含まれる可能性がありますが、できる限り丁寧に書いています。




延命治療をするかしないか――。
命に直結する大きな決断を親族で再度話し合うことは、想像以上に心を削られるものでした。
夫の脳腫瘍が見つかってから、医療現場で迫られる選択、親族間の意見の違い、そして制度の壁。
この記事は、同じような状況で悩む方に少しでも参考や心の支えになればと思い、私の経験をありのままに記録したものです。




延命について再度話し合い




1度義実家前妻の子も含めて確認した時は『延命しない』と合致したのですが、



義姉が納得いかないというのでもう一度話し合うことになりました。




嫁だけが話を聞くのが納得いかないので全員呼んで先生から説明してもらうことに。



まずは、どうしたいのか私から先生に聞かれました。




「夫の身体が限界なら点滴を外してもいいです。話が出来るので辛いですが。」



義姉
「話が出来るので点滴を外さないで。」



義母
「義姉と同じ」



先生
「なら外さない方がいいですね。」
「ではCVして緩和型の病棟に移動しましょう。」




「息子が身体が限界なのに、ずっと上を向いて寝て居るだけのどこに幸せがあるのか?とも言ってたんですが。」



学校へ行ってる息子に、先生に俺の意見も伝えてくれと言われてたので伝えます。



看取りに変わる



息子の気持ちを伝えると急に話がガラッと変わりました。



先生
「そうだよ、そこですよ。
本来ならもう食べられないのだから、それを無視して点滴を続けると医療費もかかるし
私は残された家族のほうを心配してますよ。」



「法整備しないと延命で無駄に治療費がかかってしまうのだから。」



義母
「そうよ、点滴したら何カ月も生きてしまうかも知れないよ。
貴女が決めたのでいいんだから」



おいおい、最初から義母が義姉を説得してくれてれば良かったのに



いつもそう義母が義姉の暴走を止められない!!!




「そうですね、延命はしません。」



先生
「じゃあ書面で下さい。言った言わないになると大変ですから。」




「分かりました、用意して次回の面会の時に持っていきます。」



延命しないに決定しました。





決定後悩む



延命しないと決めたが本当に良かったのか悩みます。


前妻の子たちも来ていたのでこれで良かったのか一応聞いてみました。



前妻の子
「医療費がかかるし、これ以上延命するなら親族全員で医療費を出すべき。」
「お父さんはそれは望んでないと思う。」



と言ってくれました。



そうだよね。うちの夫はそれは望んでない。私は正気に戻った気がします。



義姉はでも生きる希望を持ってるよと言ってましたが、それは無理があるよと聞かないようにしました。



翌日に書面を用意して看護師さんへ渡すことにしました。




引き寄せはまた叶いました




私がキーパーソンでしたから親族に真摯にすべて報告して延命しないと決定したのを



義姉が気に入らなくて話し合いからやり直しになりました。



その間私がまとめる力が無いのか、役不足だったのか余計な不安・悩み・せっかく延命しないと決めたのにまた振り出しに戻ってしまったことが辛過ぎて苦痛でしたが



『何があっても大丈夫』で乗り切りました。



最初に決定した通りになりましたので良かったです。



これからも全ていい方向で進むかも知れないという感覚も出てきました。



そして今回の件でまた、夫が亡くなったら義姉と付き合うのは無理だなーと。



逆縁だし夫の名義のお墓を継いでしまうと義母のこととか今後も問題を抱えてしまう。



なのでそこの部分も含めて『何があっても大丈夫』をこれからも引き寄せて行こうと改めて決意しました。






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