夫が脳腫瘍と告知されてー造影剤の検査までー

脳腫瘍


※この記事は、筆者の個人的な体験をもとに記録したものです。
医療に関する内容が含まれますが、専門的な医療アドバイスではなく、
同じような状況で悩む方の参考や気持ちの支えになればという思いで綴っています。
一部に心が揺さぶられる表現が含まれる可能性がありますが、できる限り丁寧に書いています。




夫が脳腫瘍と告知されてー夫との病院選び・保険ー
前回からの続きです。





告知されて仕事の片づけが終わり
次の日、造影剤の検査は14:00です。
夫が仕入れをしてきてと言うので
まだ仕事するんかい?無理でしょ?と思ったのですが
夫さんの頼みなので仕入れに行くことに。




お店に着きましたが目当てのものが全部売り切れ!!
ヤバい買ってかないと怒られるってことで他のお店に行くか悩んでたところ
お友達からLINEが来ます。




そのお友達は、元看護師さんで介護のプロ・占星術が出来る方で
うちの店舗にお客さんとして来てくれて、そのころ本当に良くしてもらった方なんです。
リコさんと言います。




当時のLINEを振り返りますと
すかさず相談してます。
「大変なことになりました、夫さんが脳腫瘍になってしまい・・・
仕入れを頼まれて買い物に来たんだけど売り切れで・・・
ほかの店に行って買ってきた方がいいですよね?」




???仕入れについて相談してますね。
何を相談してるんですか?私
告知から気が動転していて頭がおかしくなってたみたいですね。




リコさんから返事が来て
「病院に紹介してもらったら、治療方針がハッキリするし
今は買っても仕方ないから、買わなくてもいいよ!」と
教えてもらえました。
当時の私は適切な判断ができてなかったんですね。
ちゃんと現実を見て返事を下さってます。



突然の告知から黒い霧の中、どん底に落とされた私には
このリコさんのプロのからのアドバイスは本当に助かりました。
今も相当お世話に成ってます。



その後、駐車場の車の中で
これから紹介して貰う大学病院に電話しました。
「夫が脳腫瘍で・・・」
このフレーズは本当に何度も言いました。



予約の仕方などを教わり
「今日は休みだから、明日の朝紹介状を持って来てください。
急変したら、すぐ救急車で来てください!」
と言われました。
急変・・・涙。もう怖かったです。



結局仕入れと関係のないキャベツを一つ買って家に戻ると
夫さんは寝て居ます。
もう起きて居られないみたいです。
調べると脳圧が上がって「傾眠?」の傾向だったかもしれません。



そういえば夕飯食べた後、お風呂も入れず寝てしまったのは
傾眠だったのかな?
昼の仕事のあと寝てたのも傾眠だったのかな?
と振り返ります。
本当にかわいそうだった夫さん。
起こしてお昼を食べて造影剤の検査へ向かいます。




診察室へ呼ばれて画像を見ると
相変わらずくっきり映っています。
あの憎い腫瘍が




先生曰く
「悪性の可能性が高いですね。」

私、そんなー涙。
「そうなんですか涙。」

先生
「病院はどうしますか?決まりましたか?」
「〇〇大も設備が整ってますし、そこも紹介出来ますよ」


「主人と話し合って隣の県の大学病院に決めました」
と伝えて大学病院の紹介状を書いてもらいました。




悪性です。




こんな苦しい事があるんだ?と
夫さんはこのこと理解してるのか?
私たち家族、生活できるのか。
思考がグルグルずーーーっとしてました。

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