死別後 葬儀の日々の記録

ピンクの花 死別後の生活①




夫を見送った葬儀の日々を振り返って記録しました。
喪主を務めることになった流れや、火葬・収骨のときに感じたことを書いています。
同じように大切な人を亡くした方にとって、心の整理の参考や共感につながれば幸いです。




※この記事は、筆者の個人的な体験をもとに記録したものです。
一部に心が揺さぶられる表現が含まれる可能性がありますが、できる限り丁寧に書いています。

葬儀までの日々



葬儀屋さんの安置所に6日間夫をお願いしましたが、夫の友人やその他お別れをしたい方が駆けつけてくれました。



私に気兼ねなく、葬儀屋さんの営業時間中はいつでも会いに行けるのは本当に良かったです。



仕事場にはお客さんが献花を。



お客さんの優しい気持ちに胸にこみあげてくるものがありました。



義姉から前妻の子たちが葬儀に参加するという連絡をしてきました。



「そのつもりですよ。」と返事しておきました。



私は最初からそのつもりでいますので。




お別れ会




言い合いをしたり色々ありましたが、当日になりました。



お別れ会から始まります。



心をこめて見送ることが出来ました。



私は喪主を務めました。



喪主なんて相当先だと思っていましたし、なんなら長男がやるくらいの年齢に・・・と想像してたのに。



こんなに早く下の子も小学生で喪主をやることになるなんて。



火葬



葬儀は初七日まで終わり、火葬場へ移動になります。



火葬場迄はバスが出る葬儀場が多いですが、バス代だけで10万かかるそうです。



うちは予算が少ないし、近所に火葬場があるので各自で集合にしました。



火葬場では最後のお別れです。



棺の窓を閉めて火葬炉に入っていくときが、脳腫瘍が発覚してから今日までで1番の悲しみで『引きちぎられる』思いでした。



こんなに人生で辛いことがあるのかと。



他の親族は誰も涙してなくて、私だけ大号泣です。



もう辛かった・・・。本当に辛かった。



精進落としの会場まで歩けるか・・・という状態でした。



夫とのお別れでこんなに悲しくて、これが小さいお子さんの葬儀だったら、親御さんはもう気が狂ってしまうかもしれませんね。



こんな思い、もう味わいたくない。



精進落とし




コロナ禍以降の食事はお弁当などで済ませる世の中になったようですね。



そういえば通夜も、もう殆どしないみたいです。



なのでうちの場合も火葬場でお弁当が出るように手配しました。



当然私は喪主なので皆さんにお酌に行きました。



義実家の方は、うちの親族に誰もお酌に来なかったです。



まあ私が葬儀までで役目を終わらそうとしてるし、仕方ないかもしれませんが。



あと少しで全部終わるので、それまでは仕方ない。



頑張って役目を果たします。



しかし夫が骨になるんだと思うと食事も喉に通らなかったです。







収骨




火葬が終わると収骨室に行くようにアナウンスがあります。



一通り骨の説明を受けて二人ずつペアで骨を拾います。



私と息子が終わり、娘の順番です。



義姉が義母とやろうと思ってたみたいで娘を拒絶しました。



あまりにも頭にきてその後どうなったか記憶がありません。



苦しかった記憶だけあります。




葬儀が終わりました




やっと終わりました。


あちらの親族に『今までありがとうございました。』と伝え帰路に。



家にやっと帰宅して骨壺と遺影と置きました。



「夫、これは本当のことなのか?」と。



子達も「本当にお父さん死んじゃったのか・・・?」と3人して未だに本当の事なのか解ってるようで解ってないような感覚です。



狐につままれてるような感覚というか。



信じられない気持ちです。





墓じまい



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