悪性脳腫瘍 むくみ

すずらん 脳腫瘍





点滴や脳のむくみ、家族の間での意見の違い、そして「最期の時」をどう迎えるか。
とても個人的な体験ですが、同じように大切な人を支えている方の参考や、気持ちを整理するきっかけになればと思い書き残しています。




※この記事は、筆者の個人的な体験をもとに記録したものです。
医療に関する内容が含まれますが、専門的な医療アドバイスではなく、同じような状況で悩む方の参考や気持ちの支えになればという思いで綴っています。
一部に心が揺さぶられる表現が含まれる可能性がありますが、できる限り丁寧に書いてい



面会で先生と会う




看護師さんにそろそろ点滴が難しいかもと言われ、先生と面会であったのでお話ししました。


先生
「今、手が震えてるでしょう。薬で抑えてるけど癲癇もずっとあるし。」


「もう、数日で点滴は止めるかも知れないね。」




「もうそろそろですか・・・。」


先生
「子供たちは大丈夫?店舗はどうなったの?」



など、私たちの心配をしてくれました。



先生優しいですね。




夫の顔のむくみ



点滴がバンバンに入ってるが体が機能してないのか、むくみが出ていて顔がひどく腫れてるようにむくんでいます。



前回話し合いでは義姉が話しできるし点滴を外さないで欲しいと言って親族を集めて話し合いになったのですが、今度は


「もう見てられないくらい可哀想だから点滴を外して欲しい!」と、言い出しました。




何なの、マジで



この間先生に詰め寄って親族集めさせて話し合いまでしたよな!!!



また覆して来たよ。



わかるよ、夫が辛そうな状態なの。



でも私は一番夫が辛くないように先生に託してるのだから暴走しないでくれよ。





点滴止める同意書を用意する




義姉が点滴をもう止めて欲しいと言うので看護師さんから書面で出すように言われました。



先生も、なんなのあのお義姉さんは、もう付き合わない方がいいねと共感してくれました。



一応書面は出しますが元々もう点滴が限界だから、今の点滴が終わったら外すことになりました。



点滴を外す行為は、死。



夫の生死で私たち家族にとっては非常にデリケートな問題だと思ってます。



しかし義姉は夫(弟)のますます酷くなってく顔のむくみが見たくないだけで点滴を外してと言ってるようにしか感じなかったです。



だから先生は今ので最後だからこれがダメに成ったら外すと言ってくれました。


脳のむくみ



顔にむくみが出てるって事は脳のむくみも大変な状態なので、もう意識がない。



もう手を握り返したりも出来ない。



意識不明ってこんな感じなのか?



看護師さんは、耳は聞こえるから話しかけてあげてと言ってくれた。



夫に
「今までありがとね。自営業も楽しかったよ。」


「旅行にもう少し行っておきたかったね。」


「子供たちと、私、頑張るからね。」と話しかけます。






最期の場面




よくドラマで、「今までありがとう」と亡くなる側の人が言ってくれてという場面を見ていました。



私もそういう場面を想像してたのだけど、夫はベットでもう目も開けられない。



私しか話が出来ない。



一方通行です。



すごく不完全燃焼です。



夫の人生、夫は満足して最後が迎えられたのか。



私との人生、後悔してないか聞きたかった。



もう話すことも叶わない。



私は夫が歩んだ人生を夫が満足しているのかわからないまま。



夫が亡くなった後も夫はどうだったのだろうと気にして生きていくのだろうと思って。



私が魂になって夫と会えれば分かるかもしれないが今は答えが出なくて辛い。






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