夫が悪性脳腫瘍で一時退院後、義実家で過ごしていた矢先、突然の体調悪化に見舞われ、緊急入院することとなりました。この記事では、転倒後の様子、救急搬送、そして病院で明かされた「腫瘍からの出血」という診断までの流れを記録しています。
※この記事は、筆者の個人的な体験をもとに記録したものです。
医療に関する内容が含まれますが、専門的な医療アドバイスではなく、
同じような状況で悩む方の参考や気持ちの支えになればという思いで綴っています。
一部に心が揺さぶられる表現が含まれる可能性がありますが、できる限り丁寧に書いています。
2日後義母から連絡
うちに忘れ物を取りに来て2日後義母から息子に電話が入ります。
「お父さんが転んで起き上がれない、起こしに来て」
え?転んだ?起き上がれない?
何かあったら困るので私と息子と義実家へ向かいます。
到着すると夫はテーブルの周りで寝て居る様に見えます。
義母が
・昨日は散歩へ行って元気だった、ご飯もたくさん食べた。
・顔を洗ってきてご飯食べようと言った
・立ち上がったら転んで起き上がれないんだよ
と一通り説明してくれました。
息子が起こそうとしても起き上がれないので、これはこのまま起き上がれないんだと私は判断して
起き上がれないって事はトイレにもいけないため、かかりつけの病院に連絡しようと電話を掛けると病院に連れてきてと言われるが、私達では車に乗せられないので
ダメだ!救急車呼ぼうと119へ私は電話しました。
救急車のサイレンは消して来て欲しいと言うと、救急者から見て『誘導の方だ』と判断で来たらサイレンを消すことになってますと言われました。
承知して外に出て救急車に分かるように案内、手を大きく振っていたのですがサイレンを消してくれるまで長く感じました。
救急隊員到着
救急隊員の方に色々聞かれ「鼻水が出てる、熱がありますね37.3」と言われます。
風邪ひいてたの?それで動けなくなる?
確かに脳腫瘍はエネルギーダダ洩れ、もしインフルエンザだった場合
健康な人もダウンするからインフルだったら危険だ!
ステロイド治療の人は風邪に掛かりやすくなるし・・・
困ったなー。分析していました。
夫に様子を聞くと「大丈夫」とその時は返してくれました。
かかりつけの病院に電話した時自力で行けなかったら救急車で行きますって言っとけばよかったなと思いました。
病院の受け入れ要請にかかりつけの病院へ出来ない場合、2つ隣の市の病院へ行きますとの事たっだのですが、
私は行きますって言ったんだし可能だけど、年末年始で救急車を断る場合も有るらしいのです。
ここで20分以上待ちました。
やっとかかりつけの病院がOKだしてくれて向かいます。
私は娘を家において来たので急いで娘を乗せて病院へ向かいます。
救急車の同伴は義母にお願いしました。
外には近所の人が数名・・・。
やっぱり何事か見に行きますよね。
病院へ到着
先に検査へ回してもらい先生に呼ばれ説明を受けます。
丁度いつも見てくれてる先生が居てくれて安心しました。
「腫瘍から出血してます」
「よく頑張りましたね。ここからは病院で見ますから」と言って下さいました。
癲癇で倒れたり、麻痺が進行する悪化かと思っていたのですが
腫瘍からの出血。
『脳出血と同じような意味合いですか?』
聞いとけば良かった。
義母から転んだと聞いてたのでまさか腫瘍から出血してるとは思わず、息子と夫を起き上がらせようとしてしまったのは反省です。
入院関連の書類記入
もう何度目かというほど書きました。
また書きました。キーパーソンは私。
もう一人病院からの連絡先を書くのに義母を書きました。
いつもは息子でした。
面会制限もいつものように変わりなく。
今回は急激な悪化なので友達や会社の人はダメですと言われます。
義母と過ごした夫の様子を聞く
入院の処理をしてる間義母と話をします。
・夫はすごく大人しくていい子だったよ
・ご飯も良く食べてた
・鏡をよく見ててやめなさいと言った
・あれを食べさせてあげたかった
・あんなに大人しいなら家で見てあげられるかも
など言われて私には夫が厳しく当たって来るので
義母宅で見て貰えて本当にありがたかったですと感謝を述べました。
ただ家での介護は義母は義父の時に私が痰吸引したことがあり、病院に任せた方がいいですよと言っておきました。
2日後に面会をするので予約をし、入院の手続きが終わり義母を義実家に送りました
引き寄せが叶ったこと
今振り返ると、私自身が「自宅で夫が悪化するのは本当に怖い」と強く感じていたことが、義実家での急変という現実になって現れたのかもしれません。
結果として、私が直接パニックになることは避けられましたし、義実家にいたことで夫もすぐに救急搬送され、処置を受けることができました。
こうして思い返すと、「怖いことを避けたい」という強い気持ちが、現実を引き寄せたとも言えるのかな…と感じています。

いつも読んでいただきありがとうございます。
この記事が何か心に響いたり応援したいと思っていただけたら
OFUSEやcodocでご支援いただけるととても嬉しいです。
ブログ運営やこれからの記事作成の励みにさせていただきます。
コメント