夫が悪性脳腫瘍(グリオーマ)で再入院し、その後一時退院をして自宅と義実家で過ごすことになった記録です。年末年始という時期に重なり、家族の対応や感情も複雑に交差しました。この記事では、一時退院前後の出来事、義実家への送迎、夫の体調の変化や私の心の揺れを記しています。
※この記事は、筆者の個人的な体験をもとに記録したものです。
医療に関する内容が含まれますが、専門的な医療アドバイスではなく、
同じような状況で悩む方の参考や気持ちの支えになればという思いで綴っています。
一部に心が揺さぶられる表現が含まれる可能性がありますが、できる限り丁寧に書いています。
年末前最後の診察
病院が休みに入る前に最後の診察で夫の状態を見せて薬をもらいます。
夫は元々(元気な時から)自分が出来てないことなどを私が指摘すると頭にくるようで、いつも大喧嘩に発展していましたが、
今回も先生に夫の状態を説明すると激怒です。
「何であんなことを言うのか!!」
私も夫の状態を説明して夫が出来ないことをアピールしたい訳ではなく、適切な医療を受けてもらいたいから、この状態だと自宅は厳しいかもね・・・とか先生に判断して欲しいいだけだから
夫の脳は、私が夫を下げるように言ってると判断するかもしれないけど違うんだよって思いながら
夫にも「状態を説明しただけだからね」と何度も言いましたが
怒りは収まらなかったです。
先生からこのまま年末年始は美味しいものを食べて過ごしてくださいということと
薬はもう意味をなしてないからね等、言われました。
義実家へ行く支度
診察の翌日義実家へ行く日になり、パジャマなどをまとめます。
夫は必要なものを考えるっていうことが難しくなってるかも知れません。
夫に下着や、何の服を着る、何のパジャマを着るか聞くけどわからなかったので。
でも夫は相当なこだわりがある人なので、それを無視して荷物を詰めることが私にはできません。
もし、夫の着たいものと違う物が入ってるとまた大喧嘩に成りますから。
しばらく押し問答して息子に対応をお願いします。
ここで息子にこれと、これを入れるから着てねと間に入ってもらいます。
夫に寄り添ってるつもりだけど、体が動かなくなったとして私が介護するの無理だなと感じてしまうほど
夫には申し訳ないけど無理です。本当にごめんなさい。
そして、家族の身体介護をされてる方は本当に尊敬します。
義実家へ送迎
義実家へ行き、薬のことと何かあったら救急車を呼ぶ事などを説明して夫を託します。
義母は夫を快く迎え入れてくれありがとうございます。
何か必要な物とか、忘れ物が有ったら取りに来てと伝えて帰ります。
退院してからしばらく夫が家で過ごしただけで非常にハードでした。
子達とゆっくり過ごそうと思います。
それと先妻の子達へ義実家へ夫が行きましたからと伝えようと思います。
翌日 夫の異変
翌日、私はいつものように店舗で残りの仕事をし家に帰ると義母の車が・・・
夫が家から出て来たので、夫に聞くと忘れ物を取りに来たそうです。
体調はどうか確認すると「具合悪い」と言います。
あぁ!体調悪くなってきたのか、そうだよな・・・
薬はもう効果が無いって先生言ってたし、夫もしんどいよな
・・・ってことは、義実家へ帰省する予定は1週間だからもたないかも
この脳腫瘍は具合悪くなると急激に悪化するんだから
こりゃーあと数日でかなり悪化するのでは???
病院は休みだしヤバいです。
私一人、戦々恐々とします。
家の自宅はアパートだし、救急車がくると野次馬が発生するのもいイヤだし。
でも義実家でなら救急車が止まるスペースも広い所があるし大丈夫かなと思っていたので、どうにかなるだろうと心を落ち着かせます。
そして『私は何が起きても大丈夫!』と引き寄せノートに書きながら数日過ごしました。

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