※この記事は、筆者の個人的な体験をもとに記録したものです。
医療に関する内容が含まれますが、専門的な医療アドバイスではなく、
同じような状況で悩む方の参考や気持ちの支えになればという思いで綴っています。
一部に心が揺さぶられる表現が含まれる可能性がありますが、できる限り丁寧に書いています。
症状が出始めたころの様子と
その頃の私たちのお話です↓↓
・・・実は 命に係わる病気 2回目
手術の順番待ちで入院してる間に
検査を進めて行くことになりました。
検査をするにあたって同意書を何枚も書きます。
今回の入院時も身体拘束などの同意書も記入は済ませてあります。
もう何枚も書いてしんどいです。
ちなみに結婚してから、夫が命にかかわる病気をしたのが
今回で2回目です。
前回は吐き気を我慢して、食道が裂けてしまい
ドクターヘリで別の大学病院へ緊急搬送され
大手術をしております。
あのときも主治医の先から「死の覚悟してください」と告げられたのです。
その時も何枚も同意書書いて
何故こんなに私に大変な思いをさせるんだ
この人はと
気持も身体もすり減ってしまいます。
主治医の先生から説明 キツイ!!
先生が仰っていたのが
① 手術が5日後に出来そうです。
② 手術前に検査を全部していきます。
③ 神経膠芽腫で多分グレードが3か4
グリオーマだと思う。
④ 大事な血管に腫瘍が巻き付いていて
左脳の真ん中辺りにあり、相当難しい。
⑤ 障害が残るので、家に帰れないと思います。
⑥ 一通り治療して余命1年2カ月くらいかな
でも保証できるのは1年。
上記のように説明されました。
もう愕然として、ショックで立ち直れないです。
ちなみに私一人で説明を受けました。
今振り返ってブログを書いてますが
相当苦しい。辛い。涙が出ます。
ダメもとで仕事復帰できるか聞いてみました
これだけ先生が説明してくれましたが
もう夫は仕事できませんよね?と一応聞いてみました。
すると、サラリーマンの方なら
障害について配慮のある配置にしてもらえるけど
ご主人が第一線で個人事業ですからね・・・。
奥さん、店舗は全て片付けて処分するなり
手放すとか始めてください。と
先生が現実を教えてくれました。
そこまできちんと教えてくれるんだ
非常に酷だけどありがたかったです。
それから3日後に親族の方で
説明が聞きたい方が居たら読んでください。
全員に説明しますから。
と言われました。
セカンドオピニオンについて
セカンドオピニオンは手術までに
決めてくれれば大丈夫です。
〇〇大とか
△△大とか有名ですが
人がいないらしく、ベテランがみんな辞めてしまい
新人ばかりで紹介は出来ないです。
と言われて
夫もセカンオピニオンは望まず、
当初の予定通りこちらの方が
夫にも私にも負担が無いので
よろしくお願いします。
と伝えました。
いつできた腫瘍か・子供たちは大丈夫か
義父もが何時で来たのかが、
この腫瘍はいつできたものか聞いてみたのですが
もしかして、もとからあった物かもしれないし
何とも言えないけど
2か月前くらいに急に変異して成長したのではないか。
これは半年前に脳ドックしてても何もなかったのに
発見がこんな状態になってからの人もいるからとの事でした。
子供たちに遺伝しないか聞くと
これは細胞が突然変異して2カ月くらい前に
出来たものが急に成長してこうなってる
と思う。
子供達には影響はないと思いますよと言われました。
それを聞いて少しだけホッとしました。
以上で先生とのお話は終了です。
夫の様子
夫は丁度お昼時で食事が食べ終わり
私と病院内のレストランまで行ってくれて
私のお昼を付き合ってくれました。
3日後に親族集めて説明と
5日後に手術だって
と説明して
手術の話をしたとき
私は夫の顔を見ることができなかった。
目に涙が溢れてしまい見せられない状態でした。
夫は病院の食事は食べてるのですが
便秘が辛いのと、
食べても食べても痩せてしまうので
それをとても心配していました。
腫瘍が取れればちょっと良くなるかも
知れないよね!と
話しながら食事をどうにか終えて
私は病院を後にしました。

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